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AIアニメで、キャラクターの顔はカットごとに変わらないのですか。
AIアニメでは、何も手当てをしなければ、キャラクターの顔がカットごとに少しずつ変わることがあります。私の制作では、ずれを減らすために、作る前にキャラクターの資料と参照画像を決め、すべてのカットで同じものを使っています。
この記事では、顔が変わる原因と、それを抑えるために作る前に決めていること、崩れたときにどこで直すかを書きます。AIアニメを頼むと「キャラクターがぶれるのでは」と心配している方の判断材料になるはずです。
例に出すのは、自社で制作しているオリジナルのアニメ作品です。
AIアニメで、キャラクターの顔はカットごとに変わるのですか。
何も決めずに作ると変わることがあるので、ずれを減らすための手順を決めて作っています。
同じ人物だと伝える材料が足りないと、カットの途中で顔が変わったり、同じ人物が2人出たりします。
ただし、すべてのカットで完全に同じ顔になる、とまでは言えません。私の制作でも、確認の段階で顔が違うカットが見つかれば、そのカットを作り直しています。手順でずれがどれだけ減ったか、何カットに1回崩れるかは、まだ数えていません。
顔が変わるのは、何が原因なのですか。
主な原因は、AIに渡している参照画像と、外見の書き方がそろっていないことです。
動画生成サービス Seedance の提供元 BytePlus の公式FAQ(2026年10月時点で私が参照しているもの)は、主な原因として次の2つを挙げています。
・顔・全身・衣装を1枚にまとめた画像や、正面・横・後ろを並べた画像を渡している
・カットごとに、キャラクターの外見の説明文を少しずつ書き換えている
正面・横・後ろを並べた画像は、人が見る資料としては便利です。ところがAIに渡すと、別々の人物だと受け取られて、顔がずれたり、同じ人物が2人出たりします。顔とは別に、1つのカットで参照させる人物が5人以上になると人数そのものが合わなくなる、と同じFAQにあります。
顔をそろえるために、作る前に何を決めているのですか。
キャラクターごとに、顔のアップ1枚と全身1枚の参照画像を作り、外見の説明文を全カットで同じ文字列にしています。
自社のオリジナル作品では、まずキャラクターデザインの資料を作りました。主役2人と、物語の鍵になる小道具1つのシルエットを最優先にしています。脇役の4人は制服1種類と基本の表情だけにして、新しい衣装や表情を増やしすぎない指針にしています。
主役の1人の感情は、髪の揺れより、手元の小道具・手・視線で見せる設計にしています。画像を作る工程では、この資料から外見を引き、途中で描き直しません。参照画像が用意できていない人物は、画面に出さない決まりです。
それでも顔が崩れたら、どこで直してもらえるのですか。
絵コンテ・動画生成・動画編集の3つの時点で、それぞれ1回まで修正をお受けしています。
顔のずれは、動画生成が終わった時点の確認でご指摘いただけます。この段階で「このカットだけ顔が違う」とご指摘いただければ、そのカットを作り直します。合意した制作範囲の中であれば、この修正の回数に含めて対応します。
費用と期間はどのくらいですか。
1分あたり75,000円(税抜、税込82,500円)で、新しいキャラクターデザインも含みます。
修正は絵コンテ・動画生成・動画編集の3つの時点でそれぞれ1回までで、標準の納期は1分で2〜3週間です。1分を超える場合は、内容を伺ったうえで個別にお見積りします。金額と条件は2026年10月時点のものです。
既存のアニメのキャラクターの再現や、他社の商標が入った画は作れません。そうした映像をお考えなら、権利を持つ側に相談してください。
norip studio の拠点は愛知県名古屋市です。打ち合わせから納品まで、オンラインのやり取りで進めています。
登場人物の人数や雰囲気がまだ決まっていない段階からでも、ご相談いただけます。ヒアリングとお見積りは無料です。