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アニメは何秒で作るべきか。15秒・30秒・60秒の使い分け。
アニメを何秒で作るべきかは、動画を流す場所と、伝えたい情報の量で決まります。15秒は告知を1つ、30秒は流れを1本、60秒は会話を見せる長さというのが、私が実際に作ってきた中での目安です。
この記事では、同じCMを30秒から15秒へ作り直したときに何が残って何が消えたか、そして60秒の縦型動画をどう組んでいるかを、制作の記録から書きます。
例に出すCMは、架空の音楽フェスを題材に自社のポートフォリオとして作ったもので、実在の依頼ではありません。受注案件の尺にも触れますが、案件名とお客様の情報は伏せています。
結論から言うと、アニメは何秒で作ればいいのですか。
伝えたいことが1つなら15秒、流れを見せたいなら30秒、会話を見せたいなら60秒です。
15秒は、商品名や開催日のような1つの情報を届ける長さです。30秒になると、朝から夜へといった時間の流れを1本通せます。60秒あれば、2人の掛け合いや短い物語が入ります。
尺が長いほど見てもらえる、短いほど見てもらえる、とは言い切れません。私の手元の再生データでは、どちらとも決められないからです。
15秒で足りるのは、どういう場合ですか。
画面に出したい情報が、名前と日付のように1つか2つで済む場合です。
広告の枠や、告知の頭に流す映像なら15秒で足ります。15秒のCMを作ったときは、最後の4.0秒を告知だけに使い、それより前は言葉を入れずに画だけで見せました。
伝えたいことが文字1行で済むなら、そもそも動画でなくてもかまいません。画像1枚で届くなら、動画を作らないという選び方もあります。
30秒を15秒に縮めると、何が変わるのですか。
カットの数が半分以下になり、話の仕掛けを入れる余地がなくなります。
音楽フェスを題材にした実写風のCMは、15秒にする前は30秒・22カットで組んでいました。2026年8月28日にこれを15秒へ縮め、最終的に9カットになりました。
減ったのは数だけではありません。30秒版は、朝のゲートで始まり夜のゲートで終わる形で、一日が巡ってまた来ることを画で見せていました。15秒版では締めのカットを削ったので、この仕掛けは消え、最後の一言だけでそれを伝える形になりました。
1カットを1秒にすると短すぎて画が読めないので、1カットはおおむね1.2秒から1.6秒にしました。9カットという数は、この下限と最後の告知の4.0秒に挟まれて決まった数です。
60秒は、どういうときに使うのですか。
会話や物語を見せたいときです。縦型のショート動画は、2026年8月から60秒で作っています。
60秒の1本には、セリフを185字前後入れる設計にしています。2人が掛け合い、相手の言葉のあとに間を置いて返す余裕があるのが60秒です。
ただ、自社のデータからは、どの尺がいちばん見られるとは言えません。これまでの縦型動画で再生の多かった上位3本は43秒・39秒・39秒で、60秒はその外側です。16秒で作った3本はどれもその3本より再生が少なかったものの、尺だけが理由かは分かっていません。
受注の案件でも、縦型で93.8秒、横型の予告で54秒と、中身に合わせて尺を決めています。
費用と期間はどのくらいですか。
1分あたり75,000円(税抜、税込82,500円)が基本です。
料金は1分を標準にしていて、1分を超える尺は別にお見積りします。15秒や30秒のように1分より短い尺は、内容を伺ったうえで個別にお見積りします。縦型と横型のどちらで作っても、料金は変わりません。
標準の納期は、1分で2〜3週間です。金額と納期は2026年9月時点のものです。
norip studio の拠点は愛知県名古屋市です。これまでの制作も、打ち合わせから納品までオンラインのやり取りで進めてきました。
何秒で作ればいいか決まっていない段階からご相談いただけます。ヒアリングとお見積りは無料です。