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アニメの見積は、尺を半分にすると半額になるのか。

アニメ制作の見積は、尺を半分にしても半額にはなりません。秒数に比例して減る作業と、尺が短くても同じだけかかる作業が、1本の中に混ざっているからです。

この記事では、1分あたり14時間の内訳と、自社のCMを30秒から15秒へ作り直した記録を書きます。尺を変えると、何が減って何が減らないかが分かります。

例に出すCMは、架空の音楽フェスを題材に自社のポートフォリオとして作ったもので、実在の依頼ではありません。

尺を半分にすると、見積も半分になるのですか。

なりません。尺が半分になっても、作業の時間は半分まで減らないからです。

norip studio の料金は、1分を標準にした単一の価格です。1分より短い尺は、内容を伺ったうえで個別にお見積りしています。秒数で割った金額をそのまま出していないのは、短い尺ほど1秒あたりの作業が重くなるためです。

何が金額を決めているのですか。

1分のアニメ1本にかかる14時間の作業時間が、金額の元になっています。

内訳は次の4つです。

・脚本:2時間
・キャラクターデザインと絵コンテ:6時間
・動画生成:4時間
・動画編集:2時間

この14時間には、修正にかかる時間は含めていません。

このうち、秒数が減ると素直に減りやすいのは、動画生成と動画編集です。カットの数が減れば、生成する本数もつなぐ本数も減ります。

一方で、キャラクターデザインは秒数ではなく、登場する人数で決まります。15秒でも1分でも、主役を1人描く手間は同じです。誰に何を伝えるかを決める脚本の作業も、秒数が減ったぶんだけ短くなるものではありません。

実際に30秒を15秒にしたとき、何が減ったのですか。

カットは22から9に減りましたが、背景を作る場所は3か所のまま減りませんでした。

2026年8月28日に、自社の実写風のCMを30秒から15秒へ作り直しました。実写風のAI映像も、アニメと同じ料金と条件でお作りしています。動画を生成する長さは50秒から25秒へ、ちょうど半分になりました。生成の依頼も、7回分から2回分にまとまりました。

一方で、背景になる場所はゲート・芝生・ステージ前の3か所で、15秒にしても1か所も減っていません。どの場所も、15秒の中に1回は出てくるからです。

15秒に合わせて、企画書と脚本と絵コンテはすべて書き直しています。尺を縮めても、書き直す書類の数は減りませんでした。

予算に合わせるなら、どこを決めればいいですか。

秒数を削る前に、伝えたいことを1つに絞れるかどうかを決めてください。

伝えたいことが1つなら、15秒の短い尺で足ります。ただ、そのために減るのは主に動画生成と動画編集(14時間のうち6時間)で、全体の金額が秒数に比例して下がるわけではありません。

工程の一部を外して安くする、という形もお受けしていません。キャラクターデザインを含めて、すべての工程を一式でお作りしています。

文字1行で伝わる内容なら、動画を作らないという選び方もあります。画像1枚で届くなら、そのほうが費用はかかりません。

費用と期間はどのくらいですか。

1分あたり75,000円(税抜、税込82,500円)が基本です。

この金額には、新規のキャラクターデザイン1人分と、3つの時点でそれぞれ1回までの修正が含まれます。2人目以降のキャラクターデザインや、15秒版と30秒版のように尺の違う版を書き出す場合は、別にお見積りします。

縦型と横型の両方で納品する場合は、20,000円(税抜、税込22,000円)を足します。本編は同じで比率だけ変える場合は、10,000円(税抜、税込11,000円)です。標準の納期は、1分で2〜3週間です。金額は2026年10月時点のものです。

norip studio の拠点は愛知県名古屋市です。これまでの制作も、打ち合わせから納品までオンラインのやり取りで進めてきました。

予算と尺のどちらが先に決まっている段階からでも、ご相談いただけます。ヒアリングとお見積りは無料です。

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